「捻ったあとから、ずっと不安定な感じが…」それは靭帯損傷かもしれません

「スポーツ中に足首をひねって、そのまま痛みが続いている」
「数週間経っても関節がグラグラする」
「“軽い捻挫”と言われたけど、なかなか治らない…」

このような症状が続いている場合、それは“靭帯損傷”の可能性があります。

実は、捻挫と思っていたケガが、靭帯の断裂や伸張を伴っていたというケースは非常に多く、
そのまま放置してしまうと、関節の不安定性が残り、再発や機能低下につながりやすくなります。

靭帯損傷の原因とは？

靭帯損傷とは、関節を支える靭帯が過度に伸ばされたり、断裂してしまう状態です。
つまり、関節の安定性を保つ構造が壊れているため、単なる「打撲」とはまったく性質が異なります。

主な原因

• スポーツ中のジャンプや着地の衝撃
• 急な方向転換や接触による捻挫
• 外反・内反（足首や膝のぐねり）
• 階段や段差での踏み外し
• 靴や地面の状況によるアンバランスな動作

たとえば、バスケットボールやサッカーなどの瞬発系競技では、切り返し動作による前十字靭帯損傷（ACL損傷）が多発しています。
しかしながら、どの部位の靭帯であっても、適切な評価と治療が遅れると再建手術が必要になることもあるため、早期対応がカギとなります。

靭帯損傷の症状とは？

靭帯損傷では、関節が不安定になるため、痛み以外にも機能低下や日常生活への支障が出やすくなります。

よくある症状

• 急な腫れと熱感（炎症反応）
• 動かすと関節がグラつくような不安定感
• 内出血（あざ）が広がる
• 荷重をかけると痛みが増す
• 関節が抜けそうな感覚

しかし、損傷直後はアドレナリンの影響で痛みを感じにくく、軽視されて運動を続けてしまうことで悪化するケースも非常に多いのが現状です。

宮スポで行う靭帯損傷の治療法

当院では、靭帯の損傷度合いに応じて段階的な治療とリハビリプランを構築し、競技復帰・日常生活への早期復帰を支援します。

① 損傷の評価と炎症管理

• 損傷部位の徒手検査＋必要に応じて医療機関での画像診断紹介
• 損傷の程度に応じた固定（テーピング・包帯・サポーター）を実施
• RICE処置で炎症と腫れをコントロール

② 鍼灸・物理療法による回復促進

• 鍼灸：靭帯周囲の血流促進と自然治癒力の向上
• 超音波治療：微細損傷部の修復促進
• 電気療法：関節の痛みと神経反応の正常化

鍼治療について

③ リハビリトレーニングと可動域改善

• 固定解除後に関節可動域を回復
• 支持筋群（ハムストリングス、腓骨筋など）の再教育
• バランストレーニングや動作修正指導も実施

運動療法について

④ 再発予防と競技復帰サポート

• AI姿勢分析による負担の偏りチェック
• インナーマッスル強化とフォーム改善
• 個別にカスタマイズした自宅用セルフケア動画の提供

まとめ｜「捻挫と思っていたら、靭帯が切れていた」その前に

靭帯損傷は、見逃されやすいケガのひとつですが、その後の人生や競技に大きな影響を与える可能性もある重要なケガです。
だからこそ、「ちょっとした痛み」でも放置せず、早めの評価とリハビリが回復の鍵になります。

那覇市の宮スポ鍼灸整骨院では、痛みの緩和から機能回復、そして再発防止まで、靭帯損傷にトータル対応できる環境を整えています。

このような方はすぐにご相談ください

• 捻挫を繰り返してしまう
• スポーツ中に靭帯を痛めた経験がある
• いつまでも腫れやグラつきが引かない
• 病院では「様子を見ましょう」と言われただけ
• 競技復帰を目指したい／リスクなく日常に戻りたい

👉 「靭帯は自然に治る」と思い込まず、一緒に機能を取り戻していきましょう！

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